多くの場合、爪の変形は衝撃や圧力によってダメージを受け、抜けて生え変わった際に爪変形が発生しています。抜けた爪が生え変わるためには、1年程度の時間を要することになります。その間、足趾に爪が無い状態となることで爪が存在していた領域に皮膚や周辺の肉が迫り出し、それが新たに生えてくる爪の障害物となり成長を阻害することで爪変形を作り出します。
巻き爪や陥入爪を改善するために行われる手術には、爪のサイド部分を抜くだけのケースもあれば、抜いた後に爪が生えてこないように薬剤（フェノールなど）を使って爪の爪母細胞を壊す方法があります。後者では爪母細胞の破壊によって意図せぬ変形後遺症が引き起こされる場合があります。その様な元に戻せない変化を起こした爪に対し、可能な限り見栄え良く、痛みが起こらないよう維持管理を行う施術を行っています。お悩みがある方は一度ご相談ください。
ぶつけた爪が抜けて生え変わった際に変形を起こしてしまった症例
手術後、爪の根本から異所爪が生えてしまった症例※効果には個人差があり、結果・効能を保証するものではございません
当院で行っている変形爪再生施術は、爪が正常に伸びることができるように環境を整え、爪が正常に成長できる状況を作り出すことで達成する特殊な技術です。爪の解剖や生理的特性を理解していないと達成が難しい技術となりますが、当院ではお客様の爪の状態をしっかり確認し正常化させていく実績と経験があります。
巻き爪の補正施術と比べて爪再生施術では長期間の時間を要することになります。正常な爪は一ヵ月で約1.5～2mm伸びますが、変形爪は伸びる方向の抵抗が強いため成長速度がとても遅くなっています。変形爪の再生施術は正常に伸びることができる環境を作りながら自爪を伸ばすことを目的とする作業が主体となるため、どんなに早くても、1年以上の時間を要することになります。また、変形の程度によっては爪への力のかかり方で爪を作り出す爪母細胞が正常に機能できないほど損傷し正常な爪が永久に作られない場合もあります。これらは事前に把握することがとても困難で施術を開始して一定期間が経過してからでないと判断がつきません。それらの事情もあり、それまで実施した施術料金のご返却はできませんので予めご理解をお願いしています。
しかしながら、爪が伸びる状況が確認できていれば再生する可能性はありますので、どうしても改善をご希望の方は結果を信じトライしてみてはいかがでしょうか。
